DEAD WESTパート別座談会

8月12日、大阪某所にて、DEAD WESTヴォーカリスト座談会が行なわれた。前半戦を終え、お互いに更なる闘志を内面で燃やしつつも、なかなかそれを表に出せずに居た4バンド。
お洒落なカフェの雰囲気に若干飲まれつつも、座談会がスタートした。

――今、2枚目のコンピ(10月22日(水)リリース「DEAD WEST VOL.2~西日本V BATTLE!~」)のレコーディング中ですよね。今回の収録曲はどんな感じですか?
裕丞:1曲目の“GHOST”は、ALの始動からやってる曲。アップテンポでノリやすいんで、ライヴでは初見の人にも楽しんでもらえると思います。2曲目の“Disco「HELL」”は前のバンドの曲をアレンジして。四つ打ちのビート感のある曲です。雰囲気は両極端なんですけど、ノリやすいという点に重きを置いたので、そこは共通していますね。

――ライヴがイメージしやすい感じ?
裕丞:そうですね。

注文したアイス・ショコラを完全に一気飲みする裕丞。やる気満々である(笑)。

トモヤ:メビウスは、どっちも新曲です。“trifle”は、ワンマンで1回やったんですけど、そこからメロを全部作り直しました。僕らの自由さが溢れた、ポップで爽やかな歌モノになってます。途中でベースのRyoが歌ったりして、なんか一瞬レゲエなほのぼのとした感じが…。
唯:レゲエ?!
浚ヤ:さすがRyoさん。
トモヤ:(笑)。この曲は、音源では歌ってるけど歌詞カードには記載のない歌が入っていて。“trifle”でRyoが歌っているところに僕がツッコミを入れるような歌い方をしているんですけど、そのツッコミの部分は歌詞カードだけを読んだ時の雰囲気を考えてあえて載せていないです。僕らなりに、CDっていうメディアを活かした表現をしたいと思っていて。“Badger game”はRyoが作曲したんですけど、前回のアルバムに収録した“Shadow eyes”の前編にあたります。前回のアルバムを買ってくれた人に、そこに続くものを提供したいという想いで収録しました。今回も、僕たちらしい正統派な曲と、「メビウスってこんな曲も持ってるんだ!」って思ってもらえる遊んだ曲の、2曲になりました。僕が話せるのは歌詞のことだけなんですけど“Badger game”は美人局っていう意味で。
唯:そうなのか…!

なぜか少しテンションの上がる唯。

トモヤ:そうなんです(笑)。効果音を入れたり、ストーリー性のある曲になってるんですけど、これも歌詞カードで遊んでます。曲中では「ピーッ」っていう規制の音が入っている部分があるので、歌詞カードを見てそれが何なのか確認してほしいですね。ライヴ中はお客さんに合いの手を入れてほしい部分もあるんですよ。
唯:umbrellaは、前回の収録曲を含めて4曲とも、全部ジャンルが違っていると思います。前回の“フェイク・アンダーグラウンド”はumbrellaの中では結構ハジけた鬱ロックという雰囲気で、“東へ”は前へ進むための、強い曲。でも、ウチらの楽曲の幅はその2曲だけでは伝わらなかったなぁと。“進化論”は昔出したumbrellaの単独音源集に収録した、ウチが単独で作った曲なんです。それをumbrellaとしてアレンジしなおして出すことにしました。“東へ”よりは開けた感じがすると思います。ウチが音楽をやってきた起源であるグランジ・ロックの、だらだらしてる中でもラウドな感じを出してアレンジしました。“流星群”はシンプルで、さっぱりしてるというか。umbrellaの中ではポップな感じ。サビが聴きやすく、誰でも歌えるようなメロディーになっているので、いちばんキャッチーだと思います。4曲とも全部違う方向を向いてて、umbrellaの曲にはまだまだいろんな可能性があるっていうのを見せられたと思います。

浚ヤ:『あなたの視線、頂戴します。』メカクシです。

インタビューなのに決め台詞からスタートした浚ヤに、一同騒然(笑)。どんなときも気を抜かない男、侮りがたし…!

浚ヤ:今回は、現在入手不可なメカクシのファーストシングルの曲を再録させていただきました。7月でメカクシは1周年なので、ファーストシングルのレコーディングは今回のレコーディングのちょうど1年前だったんです。だから、1年前にやりたくてもできなかったことを今回のレコーディングでぶつけました。前回を超えるものを歌えたと思うし、1年間の自分の成長を感じることができる2曲になりました。

――“きさらぎ駅”っていうのは、もしかしてあの怖い話…?
浚ヤ:そうですね。都市伝説を題材にしています。オカルトな雰囲気を出しつつ、サビはキャッチーに広がりを持たせて…。だからサビで、暗いトンネルを抜けたような感じがすると思います。
唯:イントロからもう既に結構キャッチーじゃない?
唯・裕丞:てーてーてーてててててててー♪

思わず口ずさむふたりに、してやったりといった表情の浚ヤ。

――ライバルたちにも曲を覚えてもらえるっていうのはすごいですね(笑)。
浚ヤ:嬉しいですね。“アリス症候群”は、“きさらぎ駅”よりも激しい雰囲気で、シャウトが多く入っていたりするんですけど、同じく1年前にはできなかったことをいっぱい詰め込んだので、聴いてほしいです。

――イベントツアーを2周回ってみて、手応えはどうですか?
浚ヤ:絶対2回目の方が盛り上がりましたね。イベント自体も、メカクシとしても成長したからそう感じたんだと思います。何より、西の方面に名前を広めることができたっていうのが良かったです。
裕丞:ALは結成してすぐにこのイベントに参加したので、初ツアーがDEAD WESTだったんです。一緒に回ったみんなとも、各地方で出演してくれたゲストバンドとも仲良くなれたのが嬉しかったな。
唯:umbrellaも意外とツアーっていうものには行ってなかったので、ツアーを回る中でいろんなことに挑戦できるなって思いました。セットリストにしても、せっかくツアーなのに毎回一緒では面白くないですし。ライバルたちの攻め方を見て、合わせてみたり、あえて外したり。それをメンバー間で話し合うことで結束力がより強くなりましたね。お客さんもそこを楽しんでくれていると思うし。
浚ヤ:それぞれのバンドのカラーが際立ちますよね。
唯:会場ごとに、「あー、こう来やがったかー!」っていうのが(笑)。
浚ヤ:ありますね(笑)。
唯:「この攻め方で来るんかぁ、ムカつく!」って思うこともあって、そのたびにメンバーといろいろ話して。あと、楽屋でほかのバンドと喋ってるときに「あの攻め方卑怯やわー!」っていう話にもなるし、お互い刺激し合えるから、いい経験になってるなぁと思います。

ライヴでの攻め方の話になると、お互いに思っていることは同じらしく、会話がさらに熱を帯び始める。

浚ヤ:各バンドにとって「ここだけは絶対よそには負けてない!」っていう部分があると思うんですよ。
唯:機材車の中で言うもん(笑)。「あのバンドのここはすごく良かったけど、ここは絶対ウチらが勝ってる! あいつらにはでけへん!」って。
浚ヤ:攻め方はいろいろあるけど、自分たちの基本のカラーは変わらないものなので、ツアーごとに成長している部分も見つけてもらえると思うし。
トモヤ:みんな感じてることは一緒だね(笑)。
裕丞:思った(笑)!
トモヤ:みんな仲がいいっていうところから始まったイベントだったけど、本当はそれだけじゃなかったんだなって。
浚ヤ:お互いにリスペクトしているからこそ、ここは負けないっていう自分たちの強みもわかってくるし。
トモヤ:逆にここだけは敵わないなぁって思う部分もあるからこそ、自分たちが負けない部分を伸ばそうっていう姿勢ができてきて。
唯:裏でこっそりみんな作戦を考えてますよ(笑)。だって正直、お客さんの取り合い、票の取り合いをしないといけないので。
トモヤ:そうですね。イベント終わって蓋を開けてみたら、実は動員と票数が全然違ったりする(笑)。
唯:それはあるよね。プラスに開きが大きいと、ライヴでそれだけ気持ちが伝わったのかなって嬉しくなるけど、逆のこともあるし。
トモヤ:「取れた!」ってときと、「取られた!」ってときがね(笑)。
浚ヤ:メカクシは特にそれが大きい気がしますね。今までの投票を見てると、ライヴ票は強いけどほかは弱かったりしたので。
唯:ウチの中で、今回のツアーにおいてメカクシの存在って結構大きくて。
浚ヤ:え、そうなんですか?

唯の突然の告白に、少し驚いた表情の浚ヤ。

唯:彼は、ライヴが終わったら裏で倒れちゃうんですよ。毎回。
浚ヤ:それ言っちゃいます(笑)?
唯:毎回フルパワーやからやと思うんですけど。それだけ全力でやってるライヴで何も伝わらないわけがない。楽曲のスタイルにもよるかもしれないんですけど、ウチがライヴ終わって普通に立ってることが少し恥ずかしくなるくらいで(笑)。すごく気になる存在になりましたね。逆に言えば、倒れてしまうほどの勢いが無くても、歌モノでどれだけしっかり気持ちを伝えるかっていう攻め方に持っていくことを考えるきっかけにもなりました。
浚ヤ:俺不器用なんで、今死んでもいいって思えるくらい全部吐き出して、全力でぶつかることしかできないんです。だから、唯さんにそういう風に思ってもらえてるっていうのは嬉しいですね。
唯:今まで表立って褒めたりしなかったのは、やっぱり勝負を意識するから (笑)。できる限りイベント中はほかのバンドのライヴも見るようにしているんですけど、ALはMCも込みで本当にパフォーマンスが安定してる。
浚ヤ:本当にそうですね。
唯:しかも、楽屋に居るAL以外のバンドのメンバーがみんな、ライヴを聴きながら一緒に歌ってるんですよ。それってすごいことやなと思って。
裕丞:リハのときも、メカクシのちゃりのりくんが「いつあの曲やるん?」って聞いてきてくれたりとか。
一同:(笑)。
唯:それだけみんなに覚えてもらえる曲をやってるっていうところはすごいと思うし、腹立つ(笑)。
裕丞:ありがとうございます(笑)。
浚ヤ:腹立ちますね(笑)。
裕丞:いろんなバンドのライヴを見てて「ここがこのバンドのオイシいところだな」っていうのを見つけて、悔しく思いつつも、自分たちが勝負できる部分を強調して。
浚ヤ:そういうのを繰り返すことで、4バンドともが切磋琢磨して成長できてると思います。
唯:バンドってそんなにだらだらやるもんじゃないし、DEAD WESTをやってる期間にどれだけ伸ばせるかってすごく大事だと思うんです。だから、休む暇はないですね。
浚ヤ:うん、休むの怖い。
唯:ほかのバンドの『お知らせ』がこんなに気になったことはないですね。何をしやがるんだろうか、と(笑)。そういえばメビウスの新しいドラムが気になる。
トモヤ:この間、ドラムが脱退することになってから、すぐに新しいドラムに変わりました。まず僕としてはお客さんが不安がること自体が「なんで?」って感じだったんですよ。バンドって絶対になぁなぁではやっていないので、常にあらゆる事態や先のことを考えながら今の活動をしている。だから、ドラムが脱退しても活動を止めずにメビウスが動けているのは、現状をプラスにしか考えてないっていうことなんです。今はメビウスの変革期で、音楽性の違いなどでドラムが脱退したっていうことは、残り3人の方向性もさらに固まったということでもあるので。これからは更に攻撃的に、みんなが同じ熱意で同じ方向を向いて進んでいけるから、何も心配しないで大丈夫です。
唯:メンバーの脱退って本当はすごく大変なことで、動きを止めざるを得なくなることも多いと思うんですよ。umbrellaも1年目に、アルバムをリリースした瞬間メンバーが2人も抜けて(笑)。でも止まるわけにはいかないから、無理にでも動いてやろうとしてましたね。お客さんに対して、動いてるから心配しないでって伝えたかった。だからトモヤくんの気持ちはすごくわかります。
トモヤ:脱退っていうできごとが起こったときに、バンドに不安や迷いがあったら、もうそこで活休や解散につながってしまうと思うんですけど、僕らはそうじゃないから。発表のタイミングが唐突になってしまったから驚かせてしまったとは思うんですけど、まぁお客さんの不安を払拭するくらいの活動をこれからしていくので。もたもたしていたら置いていくくらいの(笑)。
唯:かっこいい(笑)。それにしても今回のドラムはやばそうやね。
トモヤ:彼は色々と天才ですよ。
浚ヤ:見るのが楽しみですね。
裕丞:絶対見に行きます!
唯:気になるわぁ(笑)。
トモヤ:(笑)。すごく努力家・勉強家でもあるので、メビウスとしてもそういうメンバーが入ってきてくれた巡り合わせを嬉しく思います。ここで宣言するならば…メビウスに、もうメンバーチェンジはありません!
裕丞:おっ!
唯:言うたねぇ~。
浚ヤ:9月・11月が楽しみですね。
裕丞:ALはメンバーチェンジがあったら終わりですからね(笑)。ソロ・プロジェクトになっちゃう(笑)。
唯:でもサポートメンバーも含め、すごくいいよね。あの安定感は、なかなか出されへん。
裕丞:ある程度、壊したい部分もあるんですよ。勢いとか危うさが欠けてるってよく言われるので。高い平均点はもらってるんだけど、そこから上に行く勢いが欲しいので、今いろいろチャレンジしているところですね。
唯:umbrellaも変革期にあると思ってるんですけどね。
浚ヤ:そうなんですか?
唯:うん。なんかウチらって、歌モノ・バラード中心の楽曲で、お客さんが静かに聴いてる『お葬式ライヴ』が中心のイメージだと思うんですよ。ウチ自身、イベントライヴでそういうライヴをやったときの異様な感じはすごく好きなんですけど。でも今回はそれを票数につなげていかないといけない。『お葬式ライヴ』と、一緒に動いて愉しむライヴ、どっちを好きな人が多いんだっていう葛藤があって。ウチらのやりたいことと勝負のための持って行き方って、やっぱり少し違うと思うから。umbrellaは、実は激しい曲も持ってるから、そこを活かして、がっつりお客さんと一体化するようなライヴもしていきたいと思っています。今まで通りの『お葬式ライヴ』もしていくんですけど、その二面性を持つことができたら、もう怖いものはない。だから今後のライヴを楽しみにしていてください。
浚ヤ:メカクシはもう次にどうしたいっていうのが見えてるから、試行錯誤は少ないですね。
唯:メカクシは、本当に独自路線を貫いていこうっていう姿勢が見えるよね。
トモヤ:関西のヴィジュアル系って多分、コテ系っていうイメージがあると思うんですけど、今回の4バンドの中でコテ系はメカクシだけ。そこをブレずにずっと通しているのはかっこいいなって思いますね。
浚ヤ:不器用で未熟なだけなのかも知れません。でもだからこそひたすらぶつけるしかない。
唯:大阪ってコテだらけのイベントがたくさんあるじゃないですか。でもDEAD WESTは多ジャンルだから、メカクシからしたらアウェイになることもあるかもしれないけど。
浚ヤ:俺はコテと呼ばれる中でも歌をちゃんと大事にしたいので、しっかり歌を歌っているほかの3バンドのヴォーカリストと勝負ができてすごく嬉しいです。すごく刺激にもなってるし。
裕丞:学ぶものが多いよね。
唯:DEAD WESTの企画を通してだからこそ活きる4バンドの対バンだよね。普段だったらちょっとイベントとしてはうまくいかないかもしれない…(笑)。ほかのバンドのお客さんが自分たちをどんな風に見てくれるんだろうっていうのも楽しみのひとつだったりします。

――後半戦も激戦になりそうですね
浚ヤ:そうですね。かなり激しくなると思います。
唯:取り合いが激化するよね。このイベント以外のライヴでもいろいろ学んできて活かしたいと思いますし。
浚ヤ:俺は10月に誕生日も挟むんで。
唯:おっ! おめでとうございます!
浚ヤ:ありがとうございます。節目っていうのはやっぱり自分を振り返ったり、成長するチャンスでもあるわけじゃないですか。だから後半がより楽しみですね。
裕丞:ほかのイベントに出演してるときでも、関係者の方から「DEAD WESTすごくいいね、楽しそうだね」ってイベント自体を褒めてもらうことが多いんですよ。注目してもらえてるのがすごく嬉しいですね。
浚ヤ:「DEAD WESTってどうなん?」って言われることもありましたけど、俺達はイベントの良さに気付いているからこそ、それを楽しんで活かしていきたいです。
裕丞:コンピ聴いてるだけでも、各バンドの良さがわかって楽しいんですよね。メカクシだったら、CD聴いててライヴを想像できたりとか。第一弾の最後のumbrellaさんのシメ方は、すごくしっとり落としてて、ずるいなぁって思ったり(笑)。

裕丞のこのひとことで、座談会序盤では少し遠慮していたコンピ第二弾への熱い想いが炸裂した。

唯:第一弾のときは曲順が最後って聞いてたから、そうしたんだよ(笑)。今回はトップバッターで、しかもポップな曲を入れてる。“流星群”は、聴いた瞬間みんなが「まじで?!」ってなると思うよ(笑)。
トモヤ:そしたらメビウスへの展開がかなりいい感じになりそうですね。“Badger game”がかなり遊んでるから、その後のメカクシはちょっとやりにくいかもしれない(笑)。
浚ヤ:いや、それはないですね。 メカクシもかなり濃い曲を持ってきてるんで、大丈夫です。
裕丞:ALは“GHOST”がゴシックな雰囲気なんですけど、“Disco「HELL」”は超ファンクですからね(笑)。ALの曲ってラウドだけどシャウトとかデスボイスが無いんですよ。それがこだわりなので。今までのバンド人生でいちばんいい歌を歌えてる作品です!
唯:全バンドが自分らの曲を推しまくってるから、そんなアルバムが良くならないわけがない(笑)。9曲入りでこの値段ってお得やしね。
浚ヤ:メカクシの場合はもうほぼ入手不可な音源の再録なんで、かなりレアな音源になると思います。
唯:このアルバムも売り切れてさらにレア音源になったらいいのになぁ。
トモヤ:今ってデータで音源が出回ってる時代だけど、CDそのものをしっかり手にしてほしいっていう気持ちから、歌詞カードで遊んだり工夫してみたんですよね。
裕丞:今回こうやって一緒にツアーを回って、一緒に音源も出して、どのバンドもすごくかっこいいから、後半に入って終わりが見えてくると少し寂しい気持ちもありますね。でも勝ち負けが決まる以上、どこにも負けたくないっていう気持ちで後半も挑んでいきたいと思います。
浚ヤ:こういう話をインストアイベントでもやりたいですね、本音を言い合えるような。
トモヤ:メビウスは、前半を踏まえた上での成長を見せられるライヴをしていきたいですね。DEAD WESTは関西のホープって言ってもらってる4バンドが集まってやってて、その言い方は大袈裟やろって思う人も居るかもしれないんですけど、僕の中ではみんな本当にかっこいいし、僕らも負けるつもりはないです。ライバルだけど、褒めるなって言われてもそれは無理なんですよね(笑)。だから、この4バンドはどれも関西のトップに立ち得るバンドだと思うし、そのきっかけがこのDEAD WESTだと思うんで。だから後半もたくさんの人にイベントを見てほしいですね。
浚ヤ:9月の分(DEAD WEST TOUR ’14 September)にはメカクシは出られないのでちょっと寂しいですけど、必ずそれ以上に成長して帰ってきます。
裕丞:それを潰しにかかろうと思います!
浚ヤ:誰がメツブシや。
唯:誰も言ってへん(笑)!
トモヤ:(笑)。本当に、このイベントは見逃さないでほしいですね。DEAD WESTが終わったら、この4バンドで集まることができるのかどうかもわからないから。ギクシャクすることもなく、いい感じで張り合えてるし、イベントではCD以上のものが見られると思うから、ぜひ会場に足を運んで、全バンドを見て帰ってほしいです!
浚ヤ:各会場で違った発見もあると思うんで。まぁ、どこへ行ってもメカクシは「あなたの視線、頂戴します。」ので。自信をもってみんなの視線を獲りにかかります。
唯:DEAD WESTっていうバトルイベントの中で、みんなが元々仲良いものの、それぞれがすごくプライドの高いバンドばかりなんですよね。だから成立するイベントだと思うし。結局、いちばんプライドを高く保ち続けられるバンドがトップになるんだと思います。ぶっちゃけ、どのバンドもこの先どうなるかなんてわからないけど、一回一回のライヴを大事にして、悔いのないライヴを見せて、お客さんにも悔いを残さないようにしたいですね。こなすだけみたいな適当なライヴは絶対にしないし、ほかのバンドもそんなライヴはしてないと思ってるので。音源はひとつの芸術として聴いてほしいし、ライヴでは感情的な部分をしっかり感じてほしい。中身の無いものはひとつもないので。こういうイベントをやっていなければ産まれなかったようなものがウチらを成長させているから、絶対にそれを見てほしい。来て後悔は絶対させないから、来ない後悔はしないでください。

元々それぞれが穏やかな性格のヴォーカル陣の座談会が故に、終始和やかな雰囲気ではあったものの、熱い想いを感じることができた。後半戦が楽しみである。

(interview:田端郁)

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