DEAD WESTパート別座談会

9月3日、大阪某所。迷子になったやひろを無事確保し、
ベーシスト対談はノンアルコール乾杯からのスタートとなった。

一同:乾杯!

――では自己紹介からお願いします
淳:ALのサポートベース、淳です。
春:淳さんは楽屋のムードメーカーですね!
淳:いやぁ、ただうるさいだけですよ(笑)。
Ryo:でも本当に、場を和ませてくれますよね。
やひろ:べーしすとで うるさいひとって あんまりいないから゚゚゚
春:DEAD WEST以外のスケジュールも含めるとみんな結構ハードで疲れてたりするんですけど、淳さんのテンションでなんとかなってるところあるよね(笑)。安心する。
Ryo:淳さんとがっつり絡むのは今日が初めてなんですけど、いつも楽屋でみんなからいじられてるイメージです(笑)。
淳:DEAD WEST以外のところで会ってもいじられてるよ。
Ryo:愛されてるなぁ(笑)。でもステージではすごくクール! ベーシストとしても、すごく僕の好きなタイプです。
やひろ:しょくにんたいぷですね゚゚゚
春:あと、TUNEのベースが似合いますね!
やひろ:ぎゃくに TUNEしかにあわない゚゚゚こないだも がくやでそのわだいになりましたよね゚゚゚
淳:春くんが持ってきた、ベースの王道であるジャズベ(ジャズベース)が、まったく似合わないっていう(笑)。
春:僕がたまたま、ジャズベの5弦を持ってきてたんですよね。
淳:「オレ、これ似合わんねやんか」ってそのジャズベを持って、「いや、そんなことないですよ!」っていう反応を期待してたのに「あ、ほんまに似合わないっすね」っていう話になって(泣)。
春:昔に難波ROCKETSで淳さんを初めて見たときから「TUNEの人やな」って思ってました。
淳:かなり前から春くんとは知り合いやね。TUNEのベースは持ってる人が少ないから、珍しがられるんですよ。
春:でもあれかっこええなぁ。
淳:試奏もせずに見た目で買ったっていう伝説のベース(笑)。
やひろ:ぼくの いまのべーすも そうなんです゚゚゚
春:みんな面食いやな(笑)!
やひろ:みためがきにいらないと ながくひきつづけられない゚゚゚
春:自己紹介長くない?
淳:うまいことカットしてください(笑)。

――では次、ヴォーカリスト座談会で噂になったRyoさん!
Ryo:メビウスのRyoです! 2枚目のコンピでは歌ってます!
春:欲張りやなー!
Ryo:“trifle”は僕が作った楽曲で、元々はヴォーカルに歌わせようと思ってた部分を、僕もちょっと歌ってみようかなっていうことになって。そしたらまぁ結局はがっつり歌っちゃった(笑)。
春:ライヴではどうするの?
Ryo:パクパクかと思いきや、ちゃんと生で歌いますよ!
春:うおー! さすが!
Ryo:ちゃんと歌わないとダサいんで頑張らないと。
淳:ベース弾きながら歌うって難しいよね。
やひろ:ぼくは いっさいできない゚゚゚
春:うちもコーラスがあるけど、弾きながら歌うのは難しいし、唯くんのキーが高いから、もちろんコーラスもキーが高い(笑)。
Ryo:今回歌っているのはラップみたいな感じなんですけど、春さんはハモりが本当にうまいですよね!
やひろ:春さんはこーらすいぜんに うたがうまい゚゚゚
Ryo:一緒にカラオケ行ってみたい(笑)。
春:今ってコーラスを生で歌わずに同期に入れているバンドが多いけど、うちみたいなバンドは生のコーラスも醍醐味なので。そういえば僕とRyoくんも付き合い長いよね。
Ryo:そうですね!
春:僕の前の前の前のバンドくらいのときに、Ryoくんのバンドと対バンして。それからしばらく会わなかったけど、その後フライヤー配りのときにたまたま会って「Ryoくん?!」ってなりました。
Ryo:めちゃくちゃテンションあがりましたね(笑)。5年ぶりくらいだったので。だから、今こうやってがっつり一緒にツアーを回れたりするって、すごい縁だなって思いますね。
やひろ:はい゚゚゚つぎ メカクシのべーすがかりのやひろです゚゚゚
春:やひろとは幼なじみなんですよねー。
やひろ:じゅうなんねんのつきあいです゚゚゚
淳:幼なじみやけど一緒にバンドやらんかったのは、たまたま同じパートやったからか、音楽的には接点がなかったのか、どっち?
やひろ:たまたまいえのちかくのこんびにでひさびさにあったら 春さんがろんげになってて゚゚゚あれ?っておもって いまなにしてるんですか ってきいたら ばんどしてるって゚゚゚
春:話してみたら、結構好きなバンドが共通してて、それから家の下でよく飲むようになったんですよ(笑)。
やひろ:しばらくしてまえのばんどをしょうかいしてもらって そこからはもうおなじぎょうかいのひとになりました゚゚゚
春:負けてられないですねー。Ryoくんとやひろの接点は?
Ryo:メカクシが始まってからなので、結構最近ですね。
やひろ:メカクシのぷれしどうは メビウスのしゅさいらいゔだったので゚゚゚

――では最後、春さん。
春:どうも、こんばんは。umbrellaの春です。
一同:(拍手)
淳:なぜか拍手が起こる(笑)。 春くんもムードメーカーでしょ!
やひろ:そして おさけだいすき゚゚゚おいしいのを げんせんしてのんでる゚゚゚
春:お酒は大好きですねー。量を飲むような若い飲み方はしないですけど、マッコリ以外なら飲めます。マッコリは何に合わせたらいいかわからんから好きじゃない(笑)。最近はアジアの酒も気になってて、今、家に台湾の焼酎があるんですけど、やっぱり台湾料理と合わせて飲みたいので、どうしようか考え中です。
淳:こだわるなー(笑)!
やひろ:こないだやった にほんしゅのみかいもすごかったね゚゚゚
春:刺身につける醤油にもこだわって。

ここから春の醤油と刺身に関するウンチクが爆発。
興味深かったが、長いので省略。

春:…ということなんですよね。
Ryo:これ何の座談会だっけ?
春:『漫画ゴラク』から仕入れた情報 (笑)。『江戸前の旬』とかね!
Ryo:春さん『漫画ゴラク』好きですよね!
春:もう大好き! 10代の頃から読んでる!
やひろ:ぼく春さんにすすめられて 『大市民日記』ぜんぶよみましたよ゚゚゚
春:おもろいやろー!
やひろ:はい゚゚゚ ただ「これ50だいになってからよんだほうがよかったかな」っておもいました゚゚゚じんせいがゆたかになるかんじ゚゚゚
春:女性が読んでも面白いと思います、男の生きる道って感じで。

――皆さん、ヴォーカリスト座談会を読んで、いかがでしたか?
淳:内々では恥ずかしくて話せないことを話してた感じ(笑)。
春:頑張ってるなぁって(笑)。多分、ライバルの前だからちょっと背伸びしていたんだろうけど。ヴォーカリストとかギタリストになる人っていうのは、うちに限らずそういう人が多いと思う。その点、ベーシストは背伸びせず、素のままでいってますよね。
淳:かっこつけない人が多いのかな。ナチュラルな人が多いよね。
春:まぁ、ヴォーカリスト座談会は、話し方は背伸びしていましたけど、DEAD WESTに対する想いとか中身は本物だと思います。
Ryo:あとは、同じパート同士でしゃべると、お互いのことをよく見てるのがわかりますよね。umbrellaの唯さんがメカクシの浚ヤくんのことを気にしていたりとか。タイプが違う者同士だからこその刺激だとは思うんですけど。
春:いやー、だって今、浚ヤくんめっちゃいいもん。
淳:いいねぇ。オレ、ワンマン見に行ったけど、痺れたからね。
Ryo:浚ヤくん本当にキレッキレだよね。
やひろ:きれっきれです゚゚゚
春:せめてブサイクやったらよかったのに…。
淳:男前やしなぁ。
やひろ:しかもかれは どりょくかなんで゚゚゚
春:性格もええやん! なんか弱点ないの?!
一同:(笑)
春:メカクシがすごく伸びたのはこの半年くらいかなぁ。
やひろ:たしかにことしにはいってからののびがすごかったって、 じぶんたちでもおもいます゚゚゚
淳:浚ヤくんの伸びに付いていけたほかのメンバーもすごいよ。

ただ褒めあっているようにも見えるが、もちろんそれはお互いをライバルとして意識しているから。それをきっかけに、現在の大阪のヴィジュアル系というシーンについて話し出す4人。

春:もっとほかのバンドのステージも見たいよね。DEAD WESTの日は準備でバタバタしてたらなかなか見られないから…。
やひろ:そうそう゚゚゚
淳:サロンキティで初めてちゃんと全バンド見たけど、すごくいい4バンドで闘ってるんだなって思いましたね。
春:自分たちの音楽に信念を持っているバンドばかりやからね。それって今の大阪のヴィジュアルシーンにいちばん足りないものだと思う。今の大阪は、誰かが「これが売れる」っていう方程式を作ってしまっているんですよね。それを僕たちよりも立場が上の人も信じきってるから、ジャンルがすごく偏ってしまう。
淳:流されやすいしね。流行りそうだと思ったらそっちに行く。
春:そうそう。バンドを組むときも、やりたい音楽で集まるんじゃなくて、売れそうなバンドを組もうとする。僕はそういうの信用しないし、売れるかどうかなんて一か八かやから面白いと思ってるから。それより信念のある音楽をしっかりやって、それでもしダメだったときは、男ならそれで納得するだろうと。まぁこれも『大市民日記』の考え方なんですけど(笑)。
やひろ:『大市民日記』は おとこのばいぶるですね゚゚゚
春:後からごちゃごちゃ言うんやったら、最初からバンドなんてやらんかったらいい(笑)。それにしてもこの4人はベーシストとしてお互い見てて面白いよね。
淳:タイプが全然違うからね。
春:みんなそれぞれ考えて機材や楽器を選んでるから、個性的。
やひろ:ゔぃじゅあるけいで 4にんべーしすとがあつまったら ふたりくらいはESPがいるとおもってたんですけど ひとりもいない゚゚゚
春:EBSのマルチコンプ使ってる人居る?
Ryo:俺だけかな?
春:おぉ。4人使っててもおかしくないのに! SANSは?
Ryo:使ってます!
やひろ:ぼくさいきん SANSやめました゚゚゚
Ryo:え、なんで?
やひろ:こわれかけてたから゚゚゚あたらしく EDENのWorld Tour DIっていうのをかいました゚゚゚
Ryo:EDENときたか…!
春:プリアン使ってないからなー、アウトボードは。
淳:多分オレがこの中でいちばんシンプルなんちゃうかなぁ。コンプ・オーバードライブ・EQっていう地味な3つだけ。
やひろ:ぼく わいやれすに ちゅーなーに DIだけ゚゚゚
淳:まじか(笑)!
春:俺も通してるのは1個だけ。劣化させたくないから、ブレンダーを使って、1個しか通ってないことになってる(笑)
淳:あんまり特別なこだわりはないけど、普通のベーシックな音・ひずみ・ちょっと丸めの音・スラップ…って変化を付けるためだけに置いてる感じ。ベースってそんなにいろいろ(エフェクトを)かけてもしゃあないなっていうのもあって。
春:ひずみとクリーンしか使わないですね。あとコーラスをたまに使うくらい。
淳:あと、一応エフェクターボードの中にエンベロープフィルターが入ってるかな。
春:いいっすねー! どこのですか?
淳:DODの! 誰も使ってない物を使いたいっていう(笑)。
やひろ:わかる゚゚゚
春:僕もMINI Q-TRON持ってますよ。スラップとかするときの飛び道具で、昔使ってた!
やひろ:ぼくあんまり おんしょくのきりかえしないからな゚゚゚めいんのおとひとつと ちょっぱーのときだけてもとでかえる゚゚゚
春:メカクシはそうなるよね。俺らは曲によってギターが1本になったり2本になったりするから、それによっても変える。
淳:俺も、ギターのバッキングの音に合わせて変える程度かな。

――DEAD WESTのコンピの収録曲についてはどうでしょう。
淳: VOL.1に収録の2曲は、勢いで押す感じで、ルートも多めに使いました。曲そのものの勢いが失われないように気を付けながら。VOL.2に収録の“GHOST”はライヴでもよくやってるから結構完成されていましたけど、テンポが早いしシャッフルだからすごく難しくて、たくさん練習しましたね。“Disco「HELL」”は一度もスタジオに入らずにいきなりレコーディングだったのに、逆にそれが良かった感じかな。でもぶっちゃけVOL.1のときなんて、レコーディングスタジオでALのメンバーに初めて会ったんだよね。
一同:えー(笑)!
淳:1時間だけフレーズ合わせをして、そのままレコーディング。その1週間後に初めてちゃんとみんなでスタジオに入りました。ALはシンセをほとんど使わないっていうのも気に入ってサポートを始めたんですけど、“Disco「HELL」”にはオレの考えたシンセが結構入っています(笑)。
春:淳さんあってのALやな!
淳:いやぁ(笑)。オレは、サポートのポジションについて「言われた通りに楽器を弾いていればいい」とは思っていなくて。バンドそのものをサポートするものだと思っているんですよね。自分のできることは全部出していきたい。それで少しでもALの助けになればいいかなって思っています。ベースは好きなようにのびのびと弾かせてもらってるし。
Ryo:素晴らしいですね!メビウスは、VOL.1に関しては3月にギターのyunaが正式加入してから急ピッチで楽曲を仕上げました。“Up to you”はyunaの世界感全開の曲ですね。シンセなしのバンドサウンドでやったので結構シンプルに攻めてます。僕としてはラスサビの盛り上がるところに手癖を入れて、自分らしさを出しました。元が変則的な曲なので、あんまりベースがうねうねしてもなぁって思って、支えることを中心に考えて。“Shadow eyes”は高校生くらいのときに作った曲なんですけど。VOL.2の“trifle”はデモから8割くらい僕が作ってメンバーに渡した曲。今まで作ってきた中でより前向きな曲で、バンドとみんな一緒にしっかりと前へ一歩を踏み出すぞ!っていうイメージで作りました。サビのメロディが個人的にも凄く気に入ってるんですよ。みんなにも普段から口ずさんでほしいそんな曲ですね。ギターなんか俺がすーごく求めていたものをイメージ通りに弾いてくれてハーフ明けからのイントロのギターとか最高ですね(笑)。yunaには特にこうして、ああ弾いてと指定はしてないのに、言わなくても伝わってるこの感じが、あぁバンドってええなーと思ったり(笑)。トモヤが持ってきてくれた歌詞も凄く良くて。しっかりと歌詞カードを読みながらこの曲を感じてほしいです。終盤の『有り得ないでしょ?って笑えた』の部分がものすんごくポイントです!エモい!その後すぐに入ってくるベースラインにもより耳を傾けて頂きたい!そんな感じです(笑)。最後に言わせてもらうと…何度もこの曲を聞き直す度に大好きな『スラムダンク』のオープニグテーマにピッタリだな~なんて思ったりしてます(笑)。これもベースはシンプルに、メロとギターを邪魔しないように。
淳:ベースのキモって、メロを邪魔しないようにしながらも曲に動きを付けることやもんね。
Ryo:どうしても僕の癖だとハイフレットに行きたがるので、ロー感がなくなってしまうんですよね。最近の自分のテーマはそこ。
やひろ:ぼくは はいふれっとにがてなんです゚゚゚
淳:オレはハイフレットに行きたがる方(笑)。
Ryo:僕はL’Arc~en~Cielのコピーをよくやってたので、かなり影響を受けてますね。その点、春さんってずっしりした音をしっかり出せるベーシストなので、聴いてて悔しい (笑)。
春:Ryoくんと逆で、動くベースを通ってないんで、むしろ全部ルートでいいんちゃうかなっていうくらい。ドラムの癖に合わせることを重視してるんで。求められたら動きますけど(笑)。
Ryo:“Badger game”はヴォーカリスト座談会でも話題になっていたように“Shadow eyes”の続編なので、曲調も似てます。これもシャッフル。関西にはシャッフルで攻めるバンドってあんまり居ないので、ちょっと珍しいかな。全体としては、トモヤがすごくストーリーにこだわってるので、聴いてて楽しいと思います。MVが想像できるような。歌詞もすごく面白いから、女性は特に好きだと思いますね。よく聴きこんでもらって、ライヴで一体感を得られたら嬉しいです。
やひろ:ぼくも春さんとおなじで るーとをひくたいぷなんですけど゚゚゚えいきょうをうけたのが GLAYのJIROさんなので゚゚゚8びーとをきざむようなのがすきです゚゚゚“身ヲ知ル雨。”もささえるべーすをひいてますけど なぜかぎたーそろのばっくでべーすもうごいてる っていうちょっとへんなことをしています゚゚゚“カルミア”もさいしょはぜんぶるーとでうごかなかったんですけど れこーでぃんぐしているときに かしをみていてうかんだふれーずを どらむのれこーでぃんぐにあわせてひいてみて「これよくない?」っていうはなしになったので けっこううごいてます゚゚゚いまだに べーすのどこをおさえたらどのおとがなるか よくわかってないので 「なんとなくこんなかんじで」っていうのがおおいんですけど “カルミア”はそれがだいせいこうしたかなっていう べーすのふれーずになってます゚゚゚
春:“カルミア”良かったよ!
Ryo:あれ本当に名曲!
やひろ:いいきょくなんです゚゚゚VOL.2は1ねんのせいちょうをみせるちゃんすだなとおもって 2きょくとも ちょこっとあれんじしたり ちょこっとふれーずがかわってたりします゚゚゚ぼくのはあんまりかわってないけど゚゚゚“きさらぎ駅”はふんいきのあるきょくなので それをだいじにして “アリス症候群”ははげしいかんじ するひつようのないようなところで すらっぷしたりとか゚゚゚1ぽんのげんを ひたすら さむぴんぐとぷるでひいてます゚゚゚あと ふっきーがぎたーのげんをたたいてたところが ぼくのぱーとにかわってたりするので それがききどころかな゚゚゚
淳:昔の音源を持ってる人は聴き比べができるんやね!
やひろ:そうですね゚゚゚ぜひききくらべてたのしんでほしいです゚゚゚
春:早く聴きたいなぁ。 “フェイク・アンダーグラウンド”は2サビ終わりの間奏が、将くんの癖で、スネアがすごく後ノリになるんですよ。でもそれが活きる曲なので、僕はそこに合わせに行きました。普通は合わせられないくらいのタイム感なんですけど、僕と将くんやから合わせられたと思います。あとは、その後、転調するタイミングの経過音1音がちょっとかっこいい、とか(笑)。
一同:(笑)
淳:わかるわぁ。ベーシストがこだわるのって人がわかりにくいところやからね(笑)。
春:普通に転調したらいいのに、そこに1音入れるだけでかっこいいっていう。誰も気付いてくれなくてもそれで満足です (笑)。“東へ”はumbrellaの中で王道の歌モノなんで、ヴォーカルのメロディーを邪魔しないようにっていうのを第一に、割と自由にやったけど、その結果うまくまとまりました。VOL.2の“進化論”と“流星群”にはコンセプトがあって。何かの縁でDANGER CRUEさんのコンピレーションアルバムに参加することになったんだから、DANGER CRUE所属アーティストのオマージュっぽいフレーズを入れてみようと(笑)。DANGER CRUE所属アーティストの影響を受けたキッズたちが聴いて喜ぶような。
一同:おぉー(笑)!
春:“流星群”の方がその傾向が強いんですけど。ベースが全然僕らしくなくて、かなり動いてるし、スラップもしてて、ハイフレットにも行ってる(笑)。エンジニアさんにも僕の出さないような音にしたいということでトランジスタ・アンプにアクティブベースで、SANSアンプとか繋いでそうな音にしてもらいました。
淳:Hi-Fiな音に(笑)。
春:こだわりっていうのは本人のものだけで終わってしまうことが多いので、逆に自分の興味のないものを取り入れることで新しさが生まれたら面白いなっていうのと、それでひとりでも誰か喜んでくれたらいいんじゃないかなっていう考えですね。

――これから決戦に向けてどのように闘っていきますか?
淳:オレはサポートだけど、遠慮なくやって欲しいって言われてるので、今まで通り遠慮なくいきます(笑)。「ALはこんなこともできるんだぜ!」っていう勢いと破壊力を見せていきたいですね。
春:白塗りとか…?
Ryo:まさかのヴィジュアル面が変わるパターン(笑)。
淳:変わりすぎでしょ(笑)!
やひろ:しろぬりのひとが ひきがねをひくところをみてみたい゚゚゚(AL「Avenir Trigger」歌詞より)
一同:(笑)
Ryo:僕もサポートっていうのは肩書きにすぎなくて、メンバーと同じだと思っています。白くんはすごく熱を持ってる子なので、こちらも刺激を受けて、新鮮な気持ちでやれていますね。新しいメビウスを見せられると思うので9月が楽しみで仕方ないです! 新しい楽曲も増えますし、DEAD WESTをもっと盛り上げます!
やひろ:メカクシは らいぶがこのなかではいちばんかっこいいとおもうので゚゚゚あなたのしせんちょうだいします っていってるくらいだから そこはぜったいにまけないという じしんをもって きもちでいどんでいくしだいでございます゚゚゚らいゔひょうをかっさらうつもりで めんばーみんなやってるんで゚゚゚おんげんでここをこだわってますとかいうめんでは ちょっとおとるかもしれないですけど゚゚゚メカクシはらいぶばんどっていってもいいくらいだと おもってます゚゚゚いちばんかっこいいのはメカクシです゚゚゚
春:僕は、DEADWESTに関する前向きな姿勢を大事にしていきたいなって思ってます。企画がナメられたら、俺らバンドもナメられる。やっぱりナメられたくはないんで。周りは勝手なことを言ってくるもんだし、否定するのは簡単なんですよね。現状、松山・広島っていう今までに行ったことがないところへ行くことで、すごく苦戦する部分もあるけど、それでナメられてしまうのは俺たちも不本意やし。ふざけんなよ、文句あるなら直接来いよ、くらいのイケイケな感じでいきたいんですよね(笑)。
一同:(笑)
春:じゃないと面白くないやん(笑)。どのバンドもあると思うんですよ、DEAD WESTに関して「何なんあれ?」みたいに言われること。でも外野は黙っとったらいい。俺らがいちばん大事にせなあかんのは、DEAD WESTっていう企画に対して、来てくれたり応援してくれているお客さんなんですよね。関係者相手にDEAD WESTやってるわけじゃないし(笑)。お客さんが後々、付いてきて良かったなって思ってくれるように、前向きな姿勢は常に提示していたいですね。umbrellaのブレないところは、そこです。不安な気持ちとか何もなくこの企画に取り組めているので、とにかく楽しいですよ。あと、メカクシはライヴがいちばんいいって言ってましたけど、音源はうちがいちばんいいんで! いい音楽をできなかったら死ぬって決めてるので、これからもよろしくお願いします。じゃあ、淳さんのおもしろダジャレでシメましょうか(笑)。
淳:ちょっとそういうのマジ勘弁してくれよー(笑)!
一同:(爆笑)
淳:完全に油断してたわ…(笑)。

開始前には予想できなかった、驚きの本音トーク満載のベーシスト座談会。ベースというパートについてだけでなく、現在のヴィジュアルシーンやDEAD WESTというバトルそのものについての熱い想いも聞くことができ、後半戦がさらに楽しみになった!

(interview:田端郁)

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